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CMAS

CMASは営利団体ではありません。世界各国のダイビング指導団体が集う連盟でその活動は多岐にわたっています。JAPAN MARINE CLUB認定講習修了者は世界160カ国以上が加盟している、権威ある世界水中連盟CMASの発行する国際Cカードが取得できます。それでは私達の理念をご案内します。

CMAS

■ CMASの概要と目的


CMAS(クマス・シーマス・シーエムエイエス)はフランス語のCONFEDERATION MONDIALE DES ACTIVITESSABAQATIQUES (コンフェデレション モンディエール ドゥ アクティビィテサブアクアティック)の略称であり、世界水中連盟を意味しています。

それぞれの国の政府機関の承認団体か、あるいは国内を統一し国家を代表できる水中団体が加盟できる海の国連と呼ばれている組織です。

有史以来、人類の発展は海との関わりにその多くを負ってきましたが、とりわけ第二次大戦中におけるフランスでのスクーバの発明は水中活動にかつてない新時代を拓き水中は宇宙と共に人類に残された2大フロンティアとして脚光を浴び世界各国で水中活動への取組が始まりました。

こうした高まりの中、この分野における独立した国際交流の場づくりがフランスのクストー、フェラーロ、デュマらにより提唱され、1959年1月10日に15カ国【西ドイツ、ベルギー、ブラジル、スペイン、フランス、イギリス、ギリシャ、イタリア、マルタ、モナコ、ポーランド、ポルトガル、アメリカ等】の代表がモナコに集い設立され、CMAS本部がフランスに設置されました。

CMASは、適切な知識と方法による水中の世界の開拓、世界各国のこうした活動の支援。 水中スポーツ、水中技術、水中科学研究の実施を目的とし水中活動連盟未組織国への設立支援、水中活動における法律や国際的な統一化。水中活動の国際大会や万国博の主催及び後援、国際スポーツ機関や国際的文化団体との交流水中活動全般に対し、国際間の調整と水中活動の振興などの活動を行なっています。

具体的には水中スポーツ委員会(フィンスイミング、水中オリエンテーリング、水中ホッケー、水中ラグビー)水中技術委員会(スクーバ潜水技術教育、水中映像、スクーバ潜水国際認定証認定、水中乗物、水中設備水中洞窟、潜水指導者)、水中科学委員会(水中考古学、水中生物学、水中地質学、水中工学、水中医学と予防、水中法律、水中自然保護、水中教育学など)の3つの委員会に分かれて活動し、世界各国で小委員会を開催し、その議事録が取られています。

これらの委員会の活動として、水中スポーツ委員会では種々の水中競技の規則の制定、公式競技会の承認、年間競技会の発表、競技記録の公認(特に、フィンスイミングとスピアフィッシングにおいて、CMASの規約に基づいて提出された記録の承認を行なっています。

CMAS主催や後援の競技会に参加する選手は、直接・間接を問わず 報酬を目的としないアマチュアでなければならないと規定されています。)

水中技術委員会では、ダイバー同志の水中信号の規則の統一化と成文化ダイバーのトレーニングプログラムの統一化と成文化、ダイバー認定資格と試験基準の統一化と成文化各国の水中連盟の代表機関に対して必要な規則を定めることの勧告を行なっています。

水中科学委員会では各国の水中連盟や水中の研究所および研究組織の仲介応用科学研究や科学ダイバーのトレーニングの実施、水中研究における科学者や専門家がCMASの科学委員会の会員に就任する事の承認を行なっています。

これとは別にアジア、ヨーロッパ、中近東、オセアニア、北アメリカ、南アメリカにCMAS支部が設置され、これら各委員会、各章委員会、各支部で発表された主要議題については、4ヵ月に1回開催されるCMAS常任理事会で審議された後2年に1回開催されるCMAS総会で議決され、全世界のCMASに加盟している各国の水中連盟に発送され各国のダイバーに伝えられます。

1986年にはIOC(国際オリンピック委員会)に加盟1988年にUNESCO(国際教育科学文化機関)と「科学ダイバーマニュアル」を完成同年にIUCN(国際自然保護連合)とGAIFS(国際スポーツ連盟機構)に加盟しました。現在、CMAS基準に基づき水中レジャー活動を行なっている施設は13000ヶ所あります。

CMASは600万人以上の人材を育て、これらの人々は世界160ヶ国で活躍しています。

CMASは水中のスポーツやレジャーダイビングや科学ダイバーが集まって出来た国際交流の連盟でもあります

全世界のダイビングを愛する人々に門戸を開き世界中のダイバーが毎年のように集まることのできる集会を開催しています。

水中に潜った人間にとって、水中の世界は、国境のない地球となります。

水中では、ヨーロッパ人も、アジア人も、アフリカ人も自然の法則に従ってしか生きられないのです。

水中の世界で生まれた文化を通して世界の人々が交流を深め、人類共通の水中言語を産み出しています。

毎年のように新しく創造された水中に関する価値ある情報は、CMASの活動を通して全世界のダイバーに伝達されているのです。





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